かに

かに【蟹】 節足動物甲殻類十脚目、 短尾類の総称  [crab]

語源

○殻が赤いことから「皮丹」     

○煮ると皮が赤くなるから「殻丹」

○甲羅がかたく、よく逃げることから「堅逃(かたにげ)」

と言われたものが変わっていったのでは?という説

漢字の語源

「蟹」は分解する「解」と動物を意味する「虫」からできた字と言われる

体をばらばらに分解できる動物の意味

ずわい蟹【クモガニ科】

毎年、北陸では11月6日〜3月20日まで 

山陰では「松葉蟹」北陸では「ずわい蟹」「越前蟹」と言われています。

主に石川では「ずわい蟹」(最近では加能がに)と呼ぶものは雄のことを指していて、

雌は主に「コウバク」「コウバコ」「セコ」「セイコ」と呼んでいます。

雌は一年間抱卵し、脱皮をせずに再び次の産卵をするため雄の半分くらいの

大きさにしかなりません。

金沢では雌を香箱「コウバコ」甲ばく「コウバク」

由来といわれてる説


甲箱【こうばこ】

11月6日〜1月10日まで

金沢の文豪「泉鏡花」が蟹の形が香箱「におい箱」に似ていると言うところから

香箱蟹と名づけたのではないかといわれている

甲ばく【こうばく】

「小さくて、可愛くて、しかもませている」というこを金沢弁で「こうばく」

といい、小さくても子(味噌)をもっているため、「小さいのに子(味噌)を持って

いる(ませている)」そこから「こうばく蟹」になったのではないかと言われています

去年より金沢ブランド化にともない「加能がに」とも呼ばれています。

「加能」=加賀の「加」と能登の「能」から名前の由来はきています。